3x3と5人制バスケの違い「ボールの大きさ」
ストリートバスケの3on3から生まれ、国際バスケットボール連盟のFIBAが正式なルールを決めた三人制のバスケットボール「3x3(スリーエックススリー、スリーバイスリー)」。
この3x3と、5人制の一般的なバスケでは、ルールに多少の違いがあるのですが、その一つが「ボールの大きさ」です。
5人制のバスケのボールは、7号球のサイズのボールを使用(男子は7号球、女子は6号球)しますが、FIBAが規定している3x3のボールのサイズは、ワンサイズ小さい6号球(重量は7号と同じ)です。
*** | 3人制 | 5人制 |
大きさ | 72.4〜73.7cm | 74.9〜78cm |
重さ | 567〜650g | 567〜650g |
3人制のボールがワンサイズ小さいのは、3x3の魅力であるスピーディーなボール展開を際立たせるためです。一方、重量が7号と同じなのは、屋外で試合を行うことも多いので、風の影響を受けづらくする狙いがあります。
また、年齢差や性別でボールのサイズが変わることはなく、一律でこの3x3規格のボールを使用します。
以上のように、3x3のボールは、大きさが6号球で、重さが7号球となります。
ちなみに、デザインも5人制とは違います。5人制のボールは茶色ですが、3x3のボールは視認性が高くよく見えるように派手な色使いが採用され、公式球は黄色と青の組み合わせになっています。
この3x3のボールは、通称「リベルトリア」と呼ばれています。
リベルトリアは、Liberta(リベルタ)というラテン語で「自由」を意味する言葉と、Tria(トリア)というラテン語で「3」を意味する言葉に由来します。
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