ルール

3x3と五人制バスケのルールの違い「3ポイントシュートは、2点」

3x3と五人制バスケのルールの違い「3ポイントシュートは、2点」

バスケの面白さの一つが、3ポイントシュートです。通常は1ゴール2点ですが、スリーポイントラインというゴールから遠い位置にあるラインの後ろからシュートを決めると、一挙に3点入ります。

この3ポイントシュートが、バスケの世界ではダンクと二分する醍醐味であり、残り1秒の逆転劇など数々のドラマを生んできました。

バスケ漫画の金字塔『スラムダンク』の登場人物で3ポイントシューターの三井寿(みついひさし)も、もっとも人気のあるキャラクターの一人です。

今簡単に触れたように、五人制バスケでは3ポイントですが、一方で、ストリートバスケの3on3をもとに国際的なルールを定め世界的なスポーツとして親しまれている三人制バスケの3×3(スリーエックススリー)では、いわゆる五人制バスケの3ポイントラインは「アーク」と呼ばれ、アークよりも外から決めた場合は、「3ポイント」ではなく「2ポイント」になります。

画像 : 3x3のルール紹介サイト

なぜかと言うと、3x3では、1ゴールが2点ではなく1点というルールなので、そのぶん3ポイントシュートも2ポイントになります。

一見すると、3点から2点になったことでダイナミックさが失われるように思えますが、実際は、五人制バスケの通常ゴール2点の1、5倍である3点よりも、3x3の通常ゴール1点の2倍である2点のほうが重みが高まります。

そのため、大柄な選手が圧倒的に優位だった五人制バスケよりも、3x3では俊敏さやロングシュートの存在価値もいっそう高く、身長が決して大きいとは言えない日本人も世界を相手に戦える可能性はじゅうぶんあるでしょう。

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