ルール

3x3と五人制バスケのルールの違い「監督とベンチメンバーの人数」

3x3と五人制バスケのルールの違い「監督とベンチメンバーの人数」

三人制バスケ3x3(スリーエックススリー、スリーバイスリー)と五人制バスケの一番の違いは、もちろん選手の人数です。

試合に出られる人数は、3人と5人という違いがあり、3x3のほうが一人の比重が高く、よりパーソナルな側面が大きいのが特徴です。

また、ベンチメンバー(交代要員)の人数も大きく差があります。

五人制バスケだと、出場メンバー5人とベンチメンバー7人で合計12名(国内大会では12名の場合と15名の場合とあり、小学生、中学生など、年齢や大会ごとに違います)というのが基本です。

一方、3x3では、出場メンバー3人と交代要員1人で合計4人とルールで決まっています。

そのため、万が一怪我やアンスポーツマンライク・ファウル(悪質な反則)などで退場者が重なった場合、出場メンバーが2名になることもあります。

また、監督やコーチといった存在の試合中の立ち位置も変わってきます。

5人制のバスケでは、試合中の指示や選手交代をベンチの監督やコーチが行うのが普通ですが、3x3では、監督やコーチをコート内に置けず、指示も出せません。交代のタイミングも含め、試合の流れを読みながら自分たちで考える必要があります。

選手交代の申告を審判に行う必要もなく、タイミングは*チェックボールの前。出場メンバーがベンチの選手とタッチなど身体接触することで可能となります。

*チェックボールとは

チェックボールとは、試合開始やボールがラインの外に出た際に行われるもので、アーク(五人制バスケで言うスリーポイントライン)の外側の頂点付近でディフェンスがオフェンスにボールをパス、ないしはトスし、プレーが始まる。

以下は、交代シーンを解説した動画です。

動画 : FIBA3x3「Substitutions」